えっ?
あーっ!
もうっ!
見えないのはもちろんですが
見えすぎるのも困りもののようです
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少しずつ視力の落ちてきていた次女
本人はメガネをかけるのがイヤだったらしく
見えるから大丈夫と誤魔化していましたが
ついに学校の視力検査で引っかかり
この度めでたく(?)
メガネデビューしました
冒頭の悲鳴は
まさしく次女のもの
周りの景色が
鮮明に見え始めたことによって
もちろん便利なことも沢山あるようですが
これまでになかったクリアすぎる見え方に
ブツブツ文句を言っています
(壁の汚れとか)
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こちらとしては
(そんなにも見えてなかったんかい!)
と言いたくなってしまうところもあるのですが
生まれてからというもの
今の見えていなさが当たり前の見え方だった
次女にしてみれば
それ自体が何の問題もなかったようです
もちろん
見えないよりは見えた方が便利だし
一旦クリアな見え方を手に入れてしまうと
そこに達していない見え方を不満に感じてしまうけれど
その「かつて」の感覚を知らないでいたら
きっとそんなものなんだろうなと思います
これって
私の中の「ちゃんと」と口にしたくなる感覚に
とてもよく似ていて
私自身は「ちゃんと」と思っていたり
実際に子どもに要求したとしても
その「ちゃんと」が子どもたちにとっては
よくわからないものなのかもしれません
相手にリクエストするときこそ
お互いにわかりやすい基準を伝えることが
とても大切なのだろうなと思いました
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私は
娘たちよりは随分視力が弱いのですが
そして
ほとんどの場面で
とても不便だなぁと感じるのですが
もし
有効利用するとしたら
時間がないときのお掃除のシーンです
私の場合は
埃ひとつないクオリティを求めるよりも
お掃除をするというルーティーンをこなすことで
自分自身が満足できるので
マッハでお掃除をネジ込みたいときには
あえてメガネを外してお掃除をします
とりあえずの達成感を味わって家を出られれば
1日のスタートを気持ちよく切れるので
今はそんな方法を採用しています
この場合では
①せっかく掃除するのならキレイにするべき
よりも
②ルーティーンをこなすべき
が重要度が高いので
アンガーマネジメント的に考えると
時間に追われている状況下では
②を優先させることが
自分がムダにイライラしない方法です
ちなみに明日は
午前中時間が取れそうなので
メガネを掛けて
キレイにお掃除したいと思います
(②よりも①が重要度高し)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)